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平安書道研究会のご案内

     

 一般社団法人書芸文化院では昭和25年から平安書道研究会を主宰し、発足以来70余年、月に1回続けてきております。2024年度で第68期生を迎えることになりました。
 本講座の最大の見どころは春敬記念書道文庫所蔵の「古筆展示」です。飯島春敬が生涯をかけて蒐集・分析した1000点に及ぶ古典資料の中から毎回5、6点を研究会の参加者はガラスケースを通すことなく、直に見ることが出来ます。また、研究会の内容は、「日本書道史の講義・列品解説」、外部講師による「古筆研究の講義」、かな書道専門家による「臨書講座」とういう3本立てになっております。ぜひ、研究会にご参加いただき、古筆の息遣いを感じて、至福の時を過ごされてはいかがでしょうか。

本講座の特色

日本書道史を学問的、美術史的にとらえながら教授します。 講座の内容は、「日本書道史の講義・列品解説」、外部講師による「古筆研究の講義」、かな書道専門家による「臨書講座」とういう3本立てになっております。この間に古筆鑑賞が適宜行えます。 毎回、春敬記念書道文庫所蔵の古筆類を露出展示(ガラスケース越しでなく展示)しますので、古典の息吹を直接感じることが出来ます。 日本書道史を年表を利用して、上古から江戸時代まで、3年間で履修します。 臨書によって古典の美が習得できるよう毎回臨書講座を設け、提出された清書は翌月丁寧に添削・指導します。 本講座は3年制とし、1年修了毎に修業証書を、卒業時には卒業証書を授与します。 受講生には学年末に古筆の鑑定と書道史の〇×試験を行います。また3年間の修了時には、レポートを提出して頂きます。 卒業後も引き続き受講できるように、「特待生度」、正規の学生でなくとも受講できるように、「聴講制度」を設けています。 学期の始まりは毎年5月になります。 本講座は、原則として東京国立博物館平成館大講堂を会場として、毎月第2日曜日の正午から午後4時半頃までとします。ただし、会場の手配の関係で、他の会場や曜日に変更する場合もあります。 受講生は、会場の売店で書芸文化新社が出版する書籍は、1割引きで購入できます。

客員講師

 
池田和臣(中央大学名誉教授)笠嶋忠幸(出光美術館学芸部次長)
高木厚人(書家・大東文化大学教授) 名児耶明(筆の里工房 副館長)
四辻秀紀(徳川美術館特任学芸顧問)

専任及び
臨書指導講師

飯島太比呂石川昇玉大賀晴苑大林靖芳鬼頭墨峻
慶徳紀子酒井美春棧敷東石佐藤芙蓉佐野玉帆
志津敬穂鷹野理芳髙橋孝春松井玉箏本橋郁子
渡辺貴彦渡辺墨仙

授業料

入会金学費年会費資料代合計(円)
1年生 6,000 50,000 3,800 4,30064,100
2・3年生- 50,000 3,800 2,80056,600
学割(1年生) 6,000 41,700 3,800 2,80054,300
学割(2・3年生)- 41,700 3,800 2,80048,300
特待生- 28,000 3,800 2,80034,600
正会員特待生- 28,000 6,500 2,80037,300
聴講生(年6回)- 30,000 3,800 1,40035,200
一回受講券-6,000--6,000

注1:特待生とは本講座を卒業し、引き続き受講する者をいいます。
注2:当金額は1年ごとの授業料です。
注3:聴講生は卒業生の資格を得ることは出来ません。

講座会場

東京国立博物館:平成館 大講堂  東京都台東区上野公園13-9

通用門より入館の際必ず入口の守衛の方に本院発行のバッジを提示し、着用してください。なお、車での入館は堅くお断りします。